純正ビルシュタインのオーバーホール
先月の終わり頃…
CREFさんにGT3を車検に出しておりました。
以前から検討をしていた、純正ビルシュタインショックのオーバーホールが今回の作業の中心です。
ほんとうは、昨年の夏頃にと考えておりましたが、娘の専門学校の入学金と前期授業料の支払いが急遽発生。💦
この為、計画を半年ズラし車検整備に合わせて行う事にしたんですよね。😓
又、ショックをオーバーホールするならばと、クルマを購入した当初から頭をもたげていた、前期996GT3用の純正の5mmスペーサの装着も合わせて実施。
さらに、気づけばスリップサインの出ていたリヤタイヤも交換。
後は、冷却水の交換やエアフィルターの交換を依頼。
ここまでは私からの依頼内容で、後は点検時の結果を見てからという形です。
その後、CREFさんから点検結果の連絡があり、ポジションランプの玉切れと、発煙筒の交換だけで済みました。
で…本日クルマを引き取って参りました。
今回、ちょっと時間がかかってしまった理由としてはリヤタイヤの入手。
使用しているP-ZERO ROSSOの国内の在庫が全く無く、無理をお願いして探して頂き、アメリカから取り寄せてもらったんです。
これはほんとうに助かりました。
昨年フロントタイヤを替えたばかりで、リヤタイヤだけ銘柄が替わるのに相当抵抗があったんですよね。😅
ビルシュタインショックのオーバーホールに関しては、仕様変更は行わず、ロッドの交換とシール類の交換になっています。
ちなみに、減衰力調整式にも変更可能であったんですが、私にはまず必要無いだろうと。(笑)
クルマを受け取り、走り出してすぐ感じたのは、すごく乗り心地がいいという事。
これにはちょっとビックリ。
元々固めの足回りですが、特に縮み側がしっとりとした感じになって、タイヤの潰れていく過程が掴み取りやすくなっています。
又、外見的には若干車高が上がった気がしますが、これは5mmのスペーサ装着によりタイヤが外側に少し出ている事も関係しているかと思います。
さらに、アライメントも純正値で左右差を減らすようにしていただいたので、曲がり方が素直になった感じです。
さて、足回りの変化を味わいたいところですが…
しばらくは足回りの慣らしが必要ですね。😊
この画像の状態は整備後の状態なので、前後ともスペーサーが5mm入った状態で、フロントのキャンバーはネガティブ側で0.5度だったと思います。
余程車高を下げて無ければ、5mm程度のスペーサーでインナーフェンダーへの干渉は無いと思います。
フィーリング的には、舵を入れたときのフロントの入り込み方か、やや早くなります。
なので、キャンバーを付けるとさらに応答が増してしまうので、あまりつけすぎない(1度まで)方が良いかと思います。
参考になれば。